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危篤・臨終を告げられたら – 落ち着いて対応するための準備と流れ

公開日:2025年04月23日(水)

危篤・臨終を告げられたら – 落ち着いて対応するための準備と流れ

公開日:2025年04月23日(水)

はじめに

家族や親しい人の危篤や臨終を迎えたとき、多くの人が動揺し悲しみの中、遺された家族はいくつかの手続きを進める必要があります。

この記事では、危篤時や臨終後に行うべき対応や手続きについて詳しくご紹介します。落ち着いて行動できるよう、事前に流れを知っておくことが大切です。

1. 危篤を告げられたら

医師から危篤を告げられたら、葬儀の日取りを決める前に、できるだけ早く家族や関係者へ連絡をし、故人となる方の最期を見届ける準備をします。

[連絡すべき相手]

・親族や近しい人

故人と関係が深い人に速やかに連絡する

・菩提寺や宗教関係者

臨終後の対応をお願いするため、事前に確認しておくと安心ですが、焦らなくても問題ありません関係が深い人に速やかに連絡する

・葬儀社

事前に相談をして不安を取り除いておくと、もしもの時に慌てずに対応ができます

【ポイント】

  • 遠方の親族へは移動時間も考慮して早めに連絡する
  • 故人が誰に会いたかったかなど、意思疎通ができる時に話をしておくことも大切

2. 臨終後に行うこと

臨終を迎えた際には、医師による死亡確認の後、速やかに各所へ連絡し、必要な手続きを進めます。

[医師の死亡確認と死亡診断書の受領]

  • 医師が死亡を確認した後、「死亡診断書」を発行してもらいます
  • 病院や施設で亡くなった場合は、看護師や医師の指示に従い、遺族が対応します
  • 自宅で亡くなった場合は、かかりつけ医、もしくは救急を呼び、医師の確認を受ける必要があります

【ポイント】

死亡診断書は死亡届の提出や火葬許可申請に必要となるため、コピーを必ず取って大切に保管しましょう

[葬儀社・寺院への連絡]

葬儀社

まずは一報を入れ、今後の対応を相談します

菩提寺・宗教者

葬儀と枕経の依頼。その際、ご葬儀の日程は、葬儀社とも相談を行いますので決めない方が安心です

【ポイント】

葬儀社に「事前相談」を行っておくとスムーズに対応できます

3.死亡届の提出と火葬・埋葬の手続き

死亡届の提出

  • 葬儀社が手続きの代行をしてくれます。自分で提出する場合は、役場の窓口で手続きを行います
  • 死亡届は死亡診断書とともに、市区町村役場へ提出します
  • 提出期限は死亡後7日以内

[必要な書類]

  • 死亡診断書(医師が発行)
  • 死亡届(役所で記入・提出)

火葬許可証の申請

葬儀社が手続きの代行をしてくれますが、自分で提出する場合は、火葬場で手続きを行います(死亡届を提出後、役所から「火葬許可証」が発行され、その書類を火葬場へ提出します)

火葬・埋葬許可証の発行

火葬終了後、「埋葬許可証」が発行され、これを墓地や納骨堂に提出することで埋葬が可能となります

【ポイント】

埋葬許可証は納骨時に必要なため、大切に保管しましょう

4. その他の手続きと準備

葬儀の日程と内容の決定

  • 葬儀社と相談し、通夜・告別式の日程を決める
  • 家族葬・一般葬など、故人と家族の希望に沿った形を選択

関係者への死亡通知

  • 遠方の親族や友人、勤務先へ故人の訃報を伝える
  • 近隣住民や町内会など、必要な方々へ連絡を行う

死亡後の手続き(社会保険・年金・銀行など)

  • 公的年金や生命保険の手続き
  • 故人の銀行口座の凍結と相続手続きの準備

【ポイント】

葬儀後も各種手続きが多いため、手続きに不安がある場合は葬儀社に相談することもできる

5. まとめ

家族の危篤や臨終を迎えたときは、深い悲しみの中でもさまざまな手続きを進めなければなりません。

  • 危篤時には、親族や関係者、葬儀社・菩提寺へ連絡
  • 臨終後は、医師の死亡確認と死亡診断書の受領が必要
  • 手続きなどは、葬儀社が代行してくれることが多いため、不明なことは相談をする

流れを知っておくことで、いざという時に落ち着いて対応できます。もしもの時に備え、家族や関係者と話し合いをしておくのもよいでしょう。

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